クリヤヨガの指導者紹介-ブラフマヴィッド・クリヤナンダ

指導者紹介

目次

ブラフマヴィッド
 ・クリヤナンダ
(Brahmavid Kriyananda)

ブラフマヴィッド・クリヤナンダ先生
ブラフマヴィッド・クリヤナンダ
【ニルヴァーナ・シャタカム 日本語訳付き】
アーディ・シャンカラチャリヤが自分の本質であるアートマ(魂)のことを説いた詩

<プロフィール>

  • 僧名:ブラフマヴィッド・クリヤナンダ(※)
  • 誕生日:1973年1月30日
  • ヨガ:ヨガ歴31年。過去何度もインド各地の霊場やヒマラヤで修行を重ねる
  • 活動拠点:愛知県名古屋市

※『Brahmavid(ブラフマヴィッド)』とは、無形の神・創造主のブラフマンの叡智(Brahma Vidhya)から来ている言葉。ブラフマンの側面である「内なる音、光、振動」に達した者に与えられる称号。また師より、クリヤナンダ(kriyananda)の僧名を頂き、俗名(日本名)を捨てて活動しています。

<役職>

  • クリヤヨガ・ジャパンの代表指導者
  • インド政府認定のクリヤヨガの団体『アラビンダ・クリヤヨガ・ミッション』の日本代表

<SNS>

ごあいさつ

18歳のときから色々勉強を始め、最初は営業だったので営業の本や話し方の本だったのですが、人格の方が大事だと思い古典で論語や孟子等の中国哲学に当初傾倒し、安岡正篤氏の師友協会にも所属して陽明学を学んでいたのですが、後で自分を分析すると、すごく人をジャッジするようになり自分も立派な人物でないので、他人も自分も受け入れれない状態になり、呼吸ができなくなり鬱病になり自殺を考えるようになりました。

精神科にも行きましたが呼吸ができないのが、薬で治るとも思えず薬は一切飲まず、自分なりに治る方法を模索して1年くらい経ったとき、親戚の叔父がサイババに会いにツアーでインドに行き、今考えると不思議ですが何故か自分も惹かれ行きたく思いインドツアーに参加した1993年。

・・・

1993年の渡印を期にヨガをスタート致しました。 
私のヨガはインドでは伝統的な解脱を求めるためのヨガです。 
インドには1993年~今までで1ヶ月以内の旅行では50回くらい、長期で住むので合計8年くらいインドに滞在し、一子相伝的な行法も含めて幾人かの縁のある師に付いて、マントラヨーガやラージャヨーガ、ニャーナヨーガ、バクティヨーガ等を学んで来ました。

また昔はアルナーチャラ山やクダジャードリ山の洞窟で暮らしタパスを実行したり、伝統的なダッタ・サンプラダヤやナヴナート・サンプラダヤの修行も行った経験があります。 

日本では、唯一でインドでも教えているひとのいないラーマリンガ・スワミの系統のシッダヨガの伝授も行っています。 また、カンチープラムのカーマークシ寺院の僧ナタラージャ・シャーストリ師とケララ州のスワミ・シャンターナンダ・ギリ師から、女神の崇拝シュリーヴィディヤの修行法も学びました。

今まで様々なクリヤヨガ系統を修行し、現在はハリハラナンダ大師系統のクリヤヨガを中心に伝授を行っています。

・・・

インドは、すべての国の中で霊的リーダーの役割を担っています。それは古代から見えない『霊性の科学』を探求して来たからに他なりません。とくにクリヤは『呼吸の科学』の極致とも言える普遍的な技法です。そのインドの霊性の呼吸の技法がこの現代に広まって来たのはすごく意味のあることです。

神が創られたすべての人にそれぞれこの世ですべき使命があるように私は人類の霊的向上をこのクリヤヨガに依ってサポートすることこそ自分の使命だと認識しています。

沿革

  • 1993年の渡印を期に修行を開始、ヨガ歴31年
  • 1993年~2011年…サティア・サイババに師事
  • 1999年…半年間の悟りを体験
  • 2000年…アートマグル・アショクジより瞑想法を教わる
  • 2008年…ブッダ・アヴァターよりブッダ・マントラを伝授される
  • 2011年…サティア・サイババから85歳の生誕祭で着られたローブを頂く
  • 2012年…ラーマリンガ・スワミが肉体を消した寺院でそこの僧から弟子として、ラーマリンガ系統の秘儀であるシッダヨガを伝授され、毎日15時間程の瞑想を3ヶ月続ける
  • 2013年…スワミ・シャンターナンダ・ギリに師事し、シュリー・ヴィディヤを伝授される
  • 2016年…ナータ派シェルナートジよりナータ・マントラを伝授される
  • 2016年…マハアヴァターババジ大師がラヒリ・マハサヤにクリヤヨガを初めて伝授した洞窟のある山の頂上でババジ大師より直接クリヤヨガを伝授される
  • 2020年…日本人で初めてインド政府認定のクリヤヨガ団体アラビンダ・クリヤヨガ・ミッションより、クリヤヨガの伝授資格を認定される
  • 2024年…マハアヴァターババジ大師がラヒリ・マハサヤにクリヤヨガを伝授した洞窟のある山の麓でババジ大師が現れ、カーリー女神の力を与えられる

各系統のクリヤヨガの修行歴

20歳からこの霊的な道を歩みはじめ、クリヤヨガはSRF、ヨーギーラマイヤの系統、ラヒリ・マハサヤの系統と学んで来て、43歳のときにマハアヴァター・ババジ大師に直接会う恩恵を受け直接クリヤを伝授され、47歳から縁あって特殊なハリハラナンダ系統のクリヤヨガと出会い一段と霊性とヨガが進歩することができました。

1998年

あるヨギの自叙伝 パラマハンサ・ヨガナンダ
あるヨギの自叙伝

パラマハンサ・ヨガナンダ師が設立した「SRFのクリヤヨガ」へ

1999年頃

Yogi S.A.A. Ramaiah
ヨーギ・S.A.A.ラマイヤ

書籍「ババジと18人のシッダ」の著者のマーシャル・ゴーヴィンダン(Marshal Govindan)氏の初来日の時に「ヨーギ・S.A.A.ラマイヤ系統のクリヤヨガ」の初級コースの伝授して頂き、1~3年後に中級コースへ進みました。

2002年

ラヒリ・マハサヤ大師
ラヒリ・マハサヤ大師

インドで「ラヒリ・マハサヤ系統のクリヤヨガ」の伝授を受けています。

2016年9月27日

マハアヴァター・ババジ大師とクリシュナ神
マハアヴァター・ババジ大師とクリシュナ神

1861年マハアヴァターババジ大師がラヒリ・マハサヤにクリヤヨガを伝授した洞窟の山の山頂で、マハアヴァター・ババジ大師とクリシュナ神が現れ、直接ババジ大師よりクリヤヨガの伝授をして頂きました。

ババジ大師からの様々なお話がありました。

  • 『このクリヤは、クラスや個人指導を受けて、私が許可した人にのみ受講できるようにしなさい』
  • 『ダイヤモンドすら安売りすればその価値を失う。お金を払えば誰にでも教えるものではない、この特殊なクリヤは、今まで世に出ていない強力なものなので、それなりの資格がいる!』
  • 『感情の極致を体験することによってすべての人をもっと深く理解できるようになる』
  • 『すべての人はこの世にこういった感情を体験し乗り越えるためにこの世界に生まれる』

2020年5月

アラビンダ師(左)とその師のラーガバナンダ大師(右)
アラビンダ師(左)とその師のラーガバナンダ大師(右)

アラビンダ師からハリハラナンダ大師系統のクリヤヨガ(内弟子用)を学び、僧名『クリヤナンダ』をいただいて、現在インド政府認定のクリヤヨガの団体である『アラビンダ・クリヤヨガ・ミッション』の日本代表を務めています。

想い

本来の伝統的な原初のヨガを広めたい

クリヤナンダ

インドでは、自己探求や解脱を求めてする修行を『サーダナ』と言います。日本語では、サーダナのことは『霊性修行』と訳されているので私も霊性修行と言っています。『霊性修行』とは、”性(さが)が霊”という意味なので、人間の本性が、肉体でなく、心でなく、魂(霊)だというのを探求するから霊性修行です。そのため、自己探求や解脱を求めてされる元々のヨガ全般は霊性修行になります。

具体的にいうなら、自己の本質を知る瞑想、心を停止させる瞑想、一点集中の瞑想、神と一体となるためのマントラ、プラーナヤーマ(プラーナのコントロールを目的とした呼吸法)等は、霊性修行です。

現在の日本はハタヨガが普及していますが、私が伝えているヨガは、霊性修行としてのヨガ、神との合一に至るためのヨガです。

「神を信じる」は「本質を知り理解すること」

インドでもバクティ(神への愛)ヨガをはじめ色んな宗教でも『神を信じなさい』と出てきます。『信じる』でも大きく分けると2種類あってまったく別物だと言うのを理解して頂きたいです。

まず、これは絶対的に間違えなので最初に書きますね。新興宗教等が教祖を『信じろ』という、『信じる』は、みんなを奴隷にしたいだけの『信じる』であって、自分で考えて行動することを放棄させる『信じる』です。

では、もう1つの『信じる』とは何でしょうか?例えば、本当に解脱している聖者が言う『私を信じなさい』というのは、本当の聖者は、見える肉体ではなく、本質は目では見えない、この宇宙を世界を包み込んでいてあまねく存在している(ブラフマンと呼ばれる無形の)創造主なのです。

ブラフマン

そのため、本当の意味は、『創造主を信じなさい、この世界の原理や真理を理解しなさい』ということで『信じる』というのは、本当は『本質を知る』ということなのです。

聖者が言う『私に1歩近づきなさい、そうすれば私は10歩近づく』等も聖者は、みんなに『肉体的に近くに来なさい』と言っているのでなく「私の本質である創造主に近づきなさい」と言っているのであって、アイドルのファンのように私の肉体を追っかけなさいと言っているのではないと言うことです。

シルディ・サイババが言う『この老いぼれの言うことを信じなさい』も略すと『太古からある原初からある理(ことわり)を理解しなさい』と言うことなのです。

シルディ・サイババ
シルディ・サイババ
Photographer in Shirdi, India /
Public domain / Wikipedia Commons

私が関わらせていただいた聖者たち

サティヤ・サイババ

サティヤ・サイババ

1993年から亡くなられる2011年まで何度もインドに行き、長年住んで教えを乞う。直接、話したりのインタビューは6回で、直接ブッダのペンダント、指輪2個、ビヴーティ、クムクム、オイルを物質化してもらう。間接的には指輪1個、シヴァリンガム、着られていたローブを2枚頂く。そのうちの1枚は最後の85歳の聖誕祭(100万人規模)で着られたもの。

マハアヴァター・ババジ大師

マハアヴァター・ババジ

名著「あるヨギの自叙伝」に出てくる約2000歳と言われる聖者。2016年9月27日にヒマラヤ、クマオン地方で直接会う機会を得、誰も教わっていない特殊なクリヤヨガとシッディを伝授して頂く。2024年にババジ大師がラヒリ・マハサヤにクリヤヨガを伝授した洞窟のある山の麓でババジ大師が現れ、カーリー女神の力を与えられる

ラーマリンガ・スワミ

ラーマリンガ・スワミ

1874年1月30日に皆の前で肉体を非物質化してこの世を去った聖者。彼が肉体を非物質した寺院に始めて訪れたとき、寺院の僧侶がラーマリンガ・スワミから弟子が来たので面倒を見なさいと言われ、寺院内に部屋を与えられラーマリンガ・スワミの行っていた特殊な秘儀であるシッダーンタ・ヨガの教えを受ける。この3ヵ月間は毎日平均15時間瞑想に入って過ごす。

ブラフマ・シュリ・シャンターナンダ・ギリ

ブラフマ・シュリ・
シャンターナンダ・ギリ

ヨガの本質である英知の部分の権化のような聖者で内弟子にして頂き寝食を共にして薫陶を受ける。秘儀にあたるスリーヴィディヤや特殊な呼吸法を伝授して頂く。

ナタラージャ・シャーストリ

ナタラージャ・シャーストリ

インドを代表する、カシビシャラークシ、マドゥライミナークシ、カンチーカーマークシという三大女神のカーマークシ女神を祭るカーマークシ寺院の代表僧侶。1990年後半から現在まで色々教えを受ける。本物の虎皮やシヴァリンガムも頂く。

シェルナートジ

シェルナートジ

ナータ派の12あるグループ(パントゥ)の1番目のグループの代表者。ナータ・サンプラダヤのマントラを伝授して頂く。

ヴァサンタ・アンマ

ヴァサンタ・アンマ

サイババのシャクティとされる女性聖者。何度もアシュラムを訪れ修行に励んだ。

ゴパール・ババ

ゴパール・ババ

ダッタトレーヤの最初の化身スリーパーダ・スリーバッラバの聖誕地であるピタプラムに住む。150歳を超えるアヴァドゥータに属する聖者で1ヵ月寝食を共にして薫陶を受ける。

シヴァナンダ・マハラージ

シヴァナンダ・マハラージ

インドの伝授的なダッタ・サンプラダヤというダッタトレーヤ神信仰でダッタトレーヤの化身の一人と言われる年齢150歳以上の聖者。その聖者からダッタトレーヤの最初の化身の吉祥な聖誕日にダッタの化身の物語の本チャリタムルタンを授与され、ダッタ・アヌグラハというダッタトレーヤの恩寵を頂く。

ブッダ・アヴァター(シュンニャ)

ブッダ・アヴァター
(シュンニャ)

スリランカで有名なヒーラーで幼少時より強いエネルギーが来て、強烈な深い瞑想状態に入り実際に何度も気を失う体験をする。30歳の時に仏陀が現れ、聖水を作るマントラと仏舎利を物質化される。それからヒーラーとして、自国スリランカだけでなく世界中に招かれ仏陀のマントラ水で病気の方を癒す。私と会った時は、60歳くらいで誰にも教えたことのない、その仏陀の聖水を作るマントラであるランデネーガータを伝授して頂きました。

アートマグル・アショクジ

アートマグル・アショクジ

若い頃は、チェンナイのボディビルのチャンピオンで空手も黒帯の猛者だった聖者。ヨガの実力も半端なく物質化から空中浮遊まで行う。彼の家にホームステイして教えを受ける。

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